毎年、足を運んでいる大好きなブランド「kagari yusuke(カガリユウスケ)」の新作個展。
”壁を持ち歩く”をコンセプトにした作品たちが好きすぎて、小物系はカガリユウスケのアイテムが揃ってきました。
一般の方がブランドの展示会に参加できる機会なんてほぼほぼないのですが、カガリユウスケの新作個展は誰でも無料で見れるようにしてくれていて、毎年楽しみに足を運んでいます(4回目の展示会参加でした)。
昨年:kagari yusuke新作個展「CRASH」 壊れた物体を表現したカバンや小物の雰囲気が最高すぎて
2020年のテーマは『有機的な固体』。
生きた建築をテーマに作られた作品たちを見ていきましたが、これまた最高すぎました…
この記事では、新作個展の様子を写真多めでお伝えできれば嬉しいです。
kagari yusuke 新作個展『有機的な固体』
毎年、新作個展は「アーツ千代田 3331」という中学校を改修して作られた文化芸術施設にて開催されており、今年も同じ会場。
秋葉原近くの末広町駅のすぐそばですね。
2020年6月12日(金)〜2020年6月21日(日)の期間で開催されており、最終日に訪問しましたが、結構にぎわっていました!
2020年のテーマは『有機的な固体』。
過去のコレクションでは実際の建築物だったり工事現場をイメージした作品が多かったのですが、今回は建築物に似た有機物(生き物)にフォーカスしていたり、架空の世界がイメージされてました。
瓦礫にミョウバンの結晶を付け加えた置物?等もたくさん展開されていて、いつもとは少し違った雰囲気を感じました。
理解が難しい部分もありましたが、見ていて非常に楽しい世界観でしたね。
『有機的な固体』の作品たち
ボロノイ系の作品
ボロノイ図を3D化させて、バッグに反映した作品たち。
ボロノイ図:ある距離空間上の任意の位置に配置された複数個の点に対して、同一距離空間上の他の点がどの母点に近いかによって領域分けされた図
都市型迷彩(このような加工)だとインパクトすごいですね…
使い勝手は悪そうですが(スタッフの方もアクセサリー感覚で…と説明されてました)、持っていたらめっちゃカッコいいバッグたち…
トンボ柄・布系の作品
こちらなんの柄か分かりますか?
一見カガリユウスケらしい建築物(壁)の亀裂に見えますが、トンボの羽をマクロ撮影したものなんだそうです。確かに見覚えある柄だ…
壁の亀裂に似た有機物が作品に落としこまれています。
クッションの展開は今回は初めてですかね。
こちらの黒のバッグたちもよく見ると…
このようにトンボの羽がイメージされて作られています。
これは好みが分かれそうですよね。僕も壁の亀裂自体は好きなのですが、トンボと言われると…という感じ。
有機物をテーマにしているカガリユウスケらしい視点はさすがだなと
白い壁、黒い壁、都市型迷彩
定番の黒い壁(アスファルトをイメージ)のカードケース。
コンパクトめの財布。どれもいいですね。
一番気になったのは一見ポーチに見えるサコッシュ!
別売りの紐を取り付ければサコッシュに変身します。これは最高だ…
革の上に建築物のパテを塗るこの雰囲気が好きなんですよね。
僕はコインケースとキーケースからカガリユウスケデビューをしました。
参考:壁を持ち歩く!?カバン作家「Kagari Yusuke(カガリユウスケ)」のコインケース、キーケースの壁感が凄い!!
カガリユウスケの作品は、革ですしパテを繰り返し塗る工程から作成に2~3カ月ほどの時間を要します。そのため、良いお値段してしまうのですが、小物系は比較的手に取りやすいかなと。
個人的にカガリデビューは小物からがオススメです!
経年変化したアイテムのリフォームを考える
少し前から展開されていましたが、カガリユウスケユーザーなら次を楽しむためにチェックしておきたいのが「Re:form」。
これまで使い込んだアイテムを新しいものへリメイクしてくれるサービスです。
こちらがリフォーム例ですね。かっこいいですよね…
リフォームを利用するにはまずはカガリユウスケのアイテムを使い込んで経年変化を楽しむ必要があります。カガリファンであることが試されている…
僕の持っているコインケースもいい感じに変化してきているので、いつかリフォームしてみたいなと。
参考:革の上から建築用のパテを塗る「Kagari Yusuke(カガリユウスケ)」を1年使用してみて
経年変化の先に、また楽しみを持たせてくれるカガリユウスケさすがすぎます…さらに魅力を感じてしまいました。
次、どんなアイテムを取り入れようか考えつつ、来年の個展も楽しみにしております。
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