先日、半年間お世話になったシェアハウスを退去することになりました!
シェアハウスに住んでいると「え、テラスハウスみたいなんでしょ?」と言われることが多かったので、住むかどうかは別として興味を持ってくれてる人は多いようです。
半年間でしたが、住んでみるといろんなことが分かりました。
そこで、これからシェアハウスも検討してみようかな…という人のためにシェアハウスの実態を踏まえつつ、おすすめできる人やデメリットをお伝えしたいと思います。
初期費用や家賃を抑えたい人・住む期間が短い人におすすめ!
シェアハウス | 賃貸 | |
家賃 | 安い | 高い |
家具・家電 | あり(共用) | なし |
光熱費 | 家賃込 | 別 |
ネット代 | 家賃込 | 別 |
初期費用 | 小 | 大(敷金・礼金) |
入居期間 | 短い | 長い |
月々の固定費が抑えられる
シェアハウスでは、月々支払う共益費に光熱費やネット代が含まれています。複数人が一つ屋根の下に住んでいますからね…まとめて徴収されます。
ですが、家賃と共益費を合計しても通常の賃貸1部屋よりも安いことが多いので、月々の固定費を抑えるためにシェアハウスを選ぶ人も多いようです。僕もその一人でした!
初期費用が抑えられる
初期費用もぐっと抑えられます。通常の賃貸では、敷金・礼金を入居前にまとめて支払いますが、シェアハウスにはそれがありません。
僕が入居していたシェアハウスは家賃以外にクリーニング代+保険代の3万円だけかかりました。通常の賃貸に比べるとすっごく安いですよね。
しかも最低限の家具・家電は揃っている状態なんで、モノに対して大きな出費が伴うこともありません。家具・家電はもちろん共用ですけどね。
入居期間は短くてもOK
契約内容にもよりますが、3ヶ月程度住めば費用はかからず退去することができます。一般的な2年間の賃貸借契約はありません。
初期費用がかからず、家具・家電を持っていない身軽な状態のため、スーツケース一つでいろんなシェアハウスを転々とする人もいるみたいです。
ちなみに僕は半年間住むことで契約手数料を無料にしてもらえました!長期間の契約になると、さらに値引きされることもあるので、予め長く借りる予定の方は交渉の余地ありですよ!
実際に住んでみるとストレスは多々あり
写真:実際に住んでいた部屋
シェアハウスに住むメリットをお伝えしましたが、それぞれのメリットは入居前に調べれば得られる情報です。
ここからは実際に住んでみてどうだったか?という点についてご紹介いたします。
確かに費用面では良く感じられるシェアハウスですが、実際に住んでみると共同生活ゆえのストレスが多々ありました。
僕が入居していたのは共有スペースを必ず経由して自分の部屋に入るタイプのシェアハウス。1Fに男性5名と2Fに4名の女性が入居していました。これは参考までに!
生活音はどうしても気になる
同じ空間に複数人が住んでいると避けられないのは「生活音」です。僕の部屋はドアを出るとすぐに共用スペースだったため、料理をする音やゴミを捨てる音、冷蔵庫を開ける音などの生活音は部屋まで聞こえていました。
全員の生活リズムが同じであればまだ耐えられますが、仕事から帰ってくる時間もまばらです。深夜に帰ってくる人もいますし、朝支度する時間も様々です。なので、音に敏感な人にはシェアハウス生活はきついかなと感じます。
また「共有スペースの音が聞こえる=自分の部屋の音も共有スペースに聞こえる」だったので、入居者全員が大きな音はたてないように生活していました。テレビの音とかかなり小さかったですからね。
他人の音と自分の音に気を遣いながらの生活は結構ストレスですよね。
人の目を気にしなければならない
自分の部屋以外は共有スペースなので、だらしない格好はできません。風呂場からパンツ一丁で部屋まで行きたいところですが、そんなことはしたくてもできません。ちょっとしたことですが、案外これが面倒でした。
共用スペースには冷蔵庫や棚など、自分で自由に使えるスペースもあります。これらのスペースも他の入居者からは丸見えです。家の冷蔵庫って見られたくないじゃないですか。でも見られてしまうんです。
他人の目を気にすることは慣れるまで結構面倒でした…
常識は入居者それぞれ
シェアハウスのルールは最低限しかありません。それこそ「生活の消耗品は入居者で話し合って買ってね」みたいな感じです。
僕が住んでいたシェアハウスは「気付いた人がやる!」が暗黙のルールでした。ゴミ箱にゴミが溜まってたらまとめる。トイレットペーパーが足りなくなったら気付いた人が買う。そんな感じです。
気付いたら…という部分は曖昧で入居者の判断に任されていました。共用の道具の使い方もそうですが、ちょっとした常識のズレがイライラポイントに繋がっていたのは確かです。
入居してからビックリしたこと・気付いたこと
写真:共有スペース
入居前と入居後のギャップというか、少しビックリしたことをお伝えしておきたいと思います。シェアハウス毎に違いはあるので参考までに…
テラスハウス感は全くなし
よく聞かれる質問ですが、テラスハウス感は全くありませんでした。人に会わない時は本当に会わないし、そもそも入居者でワイワイするようなこともほとんどありませんでした。
1度だけ入居者全員で飲もうという話になり、飲み会が開催されました。その時に、2年住んでいる入居者に話を聞いてみると「こんな飲み会は初めて」と話していたほどです!想像以上にドライな関係だったのでビックリでした!
入居者は30歳前後が多め
若い方が多いのかな?と思っていたら30歳前後がほとんど。尖った人が多いかな?と思ったりもしましたが全然そんなことはなく、みなさん社交的な良い方たちでした。
中には夢を追いかけているような人もいましたね。漫画家目指してます!とか。普段出会えない人がいて、思い返すといい刺激だったなと感じます。
挨拶が心地よい
「おはようございます」「おかえりなさい」「お疲れ様です」どれも一人暮らしでは発しない言葉です。でもシェアハウスでは、みんな顔を合わせれば挨拶をしました!
帰ってきた時に「おかえりなさい」と言われた時はビックリしましたし、ちょっとほっこりもしました。これがシェアハウスなんだと…
ちなみに男性は安さを理由に住んでいる人が多かったのですが、女性は寂しさからという人もチラホラ。住む理由はいろいろですね。
シェアハウスを選ぶ際に気をつけたいポイントと選ぶ基準
8人で飲んで、8人で同じ家に帰るシェアハウスらしいことをして終了しやした。
漫画家目指してる人がいたり、タトゥーと鼻ピアスしてれ女の子がフランス語と英語が話せるスペック高めだったり、キャラ強め系がいてとても楽しかった飲み会でした。全員に会ったので、もうシェアハウスこわいものなしです
— ひろむ (@mwwx) July 4, 2019
内覧時に家賃はしっかり確認を
ホームページ上に表示されていた金額と内覧時に教えてもらった金額が違っていた経験があります。
ホームページ上で表示されていた金額が長期契約した場合の家賃だったことがあったので、内覧時にはしっかり割引の条件等は確認しておくことをオススメします!条件は詳しく表示されていないこともあるようなので!
探すエリアは幅広く
探すエリアは幅広くみておきましょう。
都内のシェアハウスはキレイなところほど駅から遠いので、探すエリアを広げた方が通勤時間が短くなったりします。
僕は都内でも千葉でも通勤時間がそんなに変わらないことに気付き、千葉のシェアハウスを選択しました!
都心から離れると家賃が安く、共有スペースもキレイで大きかったりするので探すエリアは一旦幅広く見ておくのがオススメです!
目的ははっきりと
入居者と交流したいのか、安さ重視でいくのか等、シェアハウスに住む目的をはっきりさせておくことが何よりも大事です。
僕はまず家賃があって、次に場所とシェアハウスのキレイさがありました。入居者との交流はそんなに重視はしておらず、入居者との関係がドライだった千葉のシェアハウスを選んで正解だったなと思っています。
シェアハウス生活も悪くない
写真:シェアハウス近くで行われた花火大会
半年住んでみましたが、人生で一度シェアハウス生活が経験できてよかったと感じています。千葉に住めたことで近くの花火大会とかも行けましたからね。
家族以外の人と一緒に住む経験は今までなかったので生活スタイルの違いなど、いろんなところで考えさせられました。良い経験でしたね。
少し面倒な部分はありましたが、想像よりも楽しかったです。住むきっかけは様々だと思いますが、この記事がシェアハウスを選ぶ際の手助けになれば嬉しいです!
それではー!
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