ファンタジー系のゲームやアニメ、漫画だと必ず登場する神殿っぽいエリア。
あれね、リアルなやつが栃木にありました。しかも宇都宮の中心から車で20分程度の行きやすい場所に。
宇都宮と言えば餃子！ですが、観光というと迷うこともありますよね。
そんな時、絶対にチェックしておきたい”石の地下採掘場”をご紹介します。
お休みを利用し日帰りで行ってきましたが、行って正解でした。栃木で味わう非日常感をごらんあれ！
まるで地下宮殿！石採掘場跡「大谷資料館」
宇都宮市大谷エリアにある「大谷資料館」。
宇都宮は餃子で有名ですが、他にも石の産業で有名なんですよ。ご存知でしたか？
大谷エリアで産出する大谷石（流紋岩質溶結凝灰岩）は、柔らかくて軽く、加工もしやすい石として石垣、石段、石壁、倉庫などに使われています。
江戸時代から本格的な採掘が始まって、現在でも採掘が続けられているんですよ。その一つの採掘場跡地が博物館として一般公開されているのが「大谷資料館」なんです。
行ってみると岩。
そして岩。
またまた岩。と、すでに非日常な景色ではあるのですが、大谷資料館の一番の魅力は、地下の坑内です。
石の採掘というと山を削る方法を想像されるかもしれませんが、ここの採掘場は、地下へ向かって掘り進められたものなので、坑内が大きな地下神殿のようになっているんですよね。
２万平方メートル、深さ30ｍの大神殿
建物の中から細い階段を下っていきます。
ここでもすでにワクワクが止まらないのですが、行った先にはものすごい空間が待っていました。
見てくださいよ。これ、地下なんですよ。
石に囲まれた神秘的な空間。そして、ここ、めちゃくちゃ寒い。
1月の外気より圧倒的な寒さです。この時の坑内の気温は2度でした。。。
前を向いても振り返っても完全に神殿！テンション上がる！
地下とは思えない広さなんですが、昔の人は機械を使わずに掘り進めたていたんですよね。。。凄さしか感じません。
階段がロールプレイングゲームに出てくるダンジョンそのもの。
坑内はとにかく広いです。なんでも広さは2万平方メートルもあるんだとか。
ぐるっと周って30分〜1時間ほどで回れます。写真とか撮っているとあっという間に時間も過ぎてしまうんですけどね。
というのも、写真スポットがたくさんあるんです。
写真が撮りたくなる様々なアート作品
壁に大きな人影を映すことのできる壁。変なポーズ取りがち。
アート作品的な展示。
離れてみるとこの迫力！！
日本ではない、どこかですよね・・・
そりゃみんな写真も撮ります。※三脚を使用しての撮影は禁止です。
ミュージックビデオやドラマ、映画の撮影に
こんな異世界空間なので、様々な撮影に利用されています。
歴代に撮影された作品がずらり。
- X JAPAN Forever Love 1996年
- GLAY SOUL LOVE 1998年
- 東京事変 喧嘩上等 2006年
- 三代目 J Soul Brothers S.A.K.U.R.A. 2014年
- ［Ａｌｅｘａｎｄｒｏｓ］ ＮＥＷ ＷＡＬＬ 2016年
- BiSH Stereo future 2018年
参考：撮影実績 – 大谷資料館
ミュージックビデオで使われた楽曲をいくつか挙げてみましたが、誰もが知る有名なアーティストばかりです。
石段のステージや、明らかにセットとして使われた場所などもありました。見る価値あります。
大谷資料館の基本情報
餃子やいちごを食べに行きつつ、見に行くものいいかもしれませんね。
僕は、33店舗分の餃子が食べられるお店目的で宇都宮に行ったのですが、この大谷資料館の方がテンション上がりました。 また、ふらっと宇都宮に足を運んだらいきたい場所です。
関連：完全予約制のいちご狩り！栃木県小山市「いちごの里」で完熟とちおとめを食べてきた！
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