服作りってこんなに楽しいのか!!服作りの一部を体験してきました!”むーろぐ“管理人のひろむ(mwwx)です!
最近足を運ぶことの多い千葉県柏のセレクトショップ『iii3(アイスリー)』。
取り扱いブランドがドンピシャなのと、服達の良さを伝えてくれるスタッフさんが魅力的で最近はお世話になっております。
iii3では服にこだわらず、不定期でイベントが開催されているのですが、5月27日〜28日に開催されていたのが、“シルクスクリーン”というプリント方法の体験イベント!
世界に一つだけのオリジナルTシャツが作れるという服好きにはたまらないワークショップ。
いや、作りたいでしょ!オリジナル!ということで、体験してきました!
服はいつも着る側。作る側になったことはありません。一部ではありますが、作る側の一つを経験出来たのはとても良い機会だったなーと感じます。
どんな方法でどんなTシャツを作ったのか、紹介しますね。
シルクスクリーンプリンティングで、好きな場所に好きなデザインを
今回のワークショップ「MANUAL Screen Printing Workshop in iii3」は、「MANUAL」というブランドとiii3のコラボとして開催。
内容としては、好きなボディ(Tシャツ、ロンT、ポーチ、トートバッグ、手ぬぐい)に、用意された絵柄をシルクスクリーンというプリント方法で、好きな場所にプリントするというもの。
シルクスクリーンって何?と思うかもしれませんが、実際の作成行程を見た方が分かりやすいと思うので、紹介していきますね。
プリントするアイテム、プリントするデザイン、プリントする配置を決める
- ロングTシャツ ¥3,500
- Tシャツ ¥2,500
- ポーチ ¥1,500
- トートバッグ ¥1,500
- 手ぬぐい ¥1,500
用意されていたのはこの5つ。どれもプリント1回分が含まれた料金です。プリントは一箇所増える毎に+¥500。
プリントするアイテム、プリントするデザイン、プリントする配置。この3つを同時進行で決めていきます。
用意された絵柄を見ながら、このデザインはロンTの袖に!これはTシャツの背面に!これは右、こっちは左に!なんて悩むのが最高に楽しい。
アイテム、デザイン、配置が決定したらスタッフの方に完成イメージを伝えます。
デザインの配置を微調整
こちらは背中にプリントを行う様子。インクが裏にうつらないよう、プリントする場所に下敷きのような板を挟み込みます。
希望の位置を伝えたら、最後は自分で版をずらしながら微調整。位置を決定させます。
プリント!!
版にはインクが通過するところ、しないところがあり、絵柄のあるところだけインクが通過するように出来ています。これがシルクスクリーンというプリント方法!めちゃ単純!
版の中央を持ってゆっくり持ち上げる
インクを乾かす
デザインを重ねてオリジナリティーを
このプリントを一つ一つ行っていくわけですが、これだけじゃ終わりません。
ここから本番!オリジナリティーを出していきます。
どのようにオリジナリティーを出していくのかというと、色違いのデザインを重ねる!これがホント面白い!
基本ベースは黒と紺なのですが、好きな色を重ねられます!
ここも何色にするか悩みどころ。なんて楽しい悩み!!
プリントする位置を自分でずらしてセッティング。
僕は袖にMANUALのロゴが入ったスケボーを4つ配置。その内、2箇所に青を重ねました。右上にずらすような感覚で!
そして反対の袖には、ねこの上にブルーのねこを重ねてぼかしました。単体だとTHEねこ!という感じだったので。。。
完成!
好きなだけプリントしたら完成!これは友人の完成形。合計で¥5,000。
版は一回プリントする毎に洗って乾かさなければならないので、プリント数が多いと結構時間がかかります。実際に結構時間を使いました。
このシルクスクリーンの面白いところは、一回一回インクののり方が違ってくるところ。ヘラの動かし方で変わってきますからね。
濃い部分、薄くかすれている部分が出てきてしまうのですが、それもシルクスクリーンの良さ!!あじというやつです!同じものが一つとない服を作成するのはなかなか楽しいもんです。
版を持ち上げた時、みんなで「うぉぉぉぉ」なんて言いながらワイワイやるのも楽しかった!
完成されたロンTをみるとなんだか愛着が沸いてきます。だって自分でプリントした世界で一つだけのロンTですからね!!
ただ、みなさんが気にされるのは、「自分でやったプリントTなんて使えんの?寝間着直行じゃないの?」というところだと思います。ですが、めっちゃ使えます!!
オリジナルのロンTを着てみる
ワークショップ系で作成したものは使えないイメージが個人的にはあって、これも使えるか不安ではありましたが普段使いも全然いける!
サイズはXLをチョイス。わざと大きいサイズにしているため、肩の落ち感と、袖のたるみ、また、ストリートを感じさせるプリントもポイント。
腕をまくる時のこのたるみもルーズさがあってグッド。雰囲気あります。
ねことスケボーのプリント。重ねた色はブルーでしたが、左右で違う色にしてみるのも面白かったかなーと思います。
ゆるく、ゆったりと。たまには着てあげたい愛着の湧いた一着です。
シルクスクリーンの様子を動画でも
プリントしているところを動画に収めてきましたので、こちらもどうぞ!
このシルクスクリーン、やろうと思えば自分で道具を揃えて出来ちゃいます。しかもそんなに費用もかからず。
一通りの道具が揃ったセットなども販売されているようなので、気になる方はみてみてください。
ちょっとね、ブログのURLが入ったTシャツとか作りたくなりましたよホントに。まじで作っちゃうかも・・・
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