コーディネートを決める要素に配色があります。
配色は、組み合わせ次第で見た目の良し悪しが左右され、頑張ろうと思うえば思うほど幼い印象になってしまいます。
カラーが増えればコーディネートは難しくなる一方、、、苦手な方も多いのではないでしょうか。
全体を整えて見せるポイントは、色の数を抑えること。
良く”3色以内に抑えると良い”と聞きますが、実際着てみたら「これ、ちゃんと合ってるのかな?」と鏡を前で悩む方もいらっしゃると思います。
今回は、僕も実践している配色のポイントをコーディネートを踏まえご紹介したいと思います。偏りのあるコーディネートだとは思いますが、少しでも参考になれば嬉しいです。
モノトーンのベースカラー+1色
僕は、黒をベースに1色加えるコーディネートを多用しています。
僕自身、配色が苦手なこともありますが、何よりも統一感を出しやすいのが色を絞る一番の理由ですね。オシャレな雰囲気の作りやすさは抜群だと思います。
今回は黒ベースのコーディネートですが、無彩色、いわゆるモノトーン(ブラック・グレー・ホワイト)ベースであれば使える配色になります。
モノトーンは万能で、どんな色を加えても間違いなく合わせることが出来ます。「これとこれを組み合わせたら色がケンカしないかな?」などと考える必要がないので、配色が苦手な方には超オススメ!
ですが、今回のような2色で抑えるコーディネートは難しくもあります。
例えば、黒のジャケット、インディゴのデニム、淡いブルーのシャツ、茶系の革靴を組み合わせれば、これでもう4色です。”3色以内に抑える”こと自体もなかなか難しいところ。
同じカラーが難しい場合は、ブラックと濃いグレー等を1色と見て考えるのも一つですね。
なるべく色数を抑えると煩わしい配色から開放され、統一感も出せるのでオススメです!
キレイめに着るならカラーの面積も抑える
今回加えたグリーンは暗めと言えども、アイテム的にはカジュアル感の強いアイテム。
キレイめに見せるには、加えたカラーの範囲を抑えるのも一つです。
だいたい全体の3割程度にするとキレイめ寄りに整えられます。
このコーディネートで言えば、ジャケットを脱ぐと「グリーンがメインのコーディネート」になりますが、画像のように「グリーンを取り入れたコーディネート」程度のニュアンスにすると良い感じに。
彩度の高いアイテムであれば、面積をもっと狭くする必要も出てくるので、見える範囲を意識するのはとても大事ですね。
遠くに散りばめる
加えたカラーを離れた場所にも配置すると、グッとオシャレに見えやすくなります。
袖から見えるグリーンもそうですし、
ソックスのグリーンもそうです。「あ、ちゃんと色合わせてる!」と思いますよね。こういうの大事です!
しかもこれには、もう一つメリットがあって、見る人の目線を分散させることができるんですよね。
例えば、ちょっと太い足を見られたくない時に、目線を足首に集中させてぼかしたり・・・と、視線を操れるのでこのテクニックは意外と便利。
鮮やかな色を面積をもっと狭くして差し込んだり出来るようになると、さらにコーディネートの幅が広がりますね!いわゆる差し色というやつです。
寒い時期はソックスあたりが取り入れやすいので、是非チャレンジしてみてください!
今回のコーディネート
ネイビーのセットアップに深めのグリーンを加えました。
ゆったりしたシルエットになりますが、全体を暗いカラーでまとめたのでキレイめなコーディネートになりましたね。
今回、配色について少しお話しましたが、また機会があれば明るいカラーにも挑戦して記事を書きたいと思っています。
配色が苦手だよという方は、ぜひ色を絞ることを意識してみてくださいね。それでは〜!!!
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