『脱オタクファッションバイブル』が面白い!オシャレじゃなくて「普通」を目指す本!

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脱オタクファッションバイブル1

オタクファッションの何が変なのかを知って、普通の見た目に変身できる本。

それが『脱オタクファッションバイブル』です。ちなみに表紙は「ゆるゆり」の方のイラストです!

この本が面白くて面白くて。

少し気になるところはありましたが、読みやすいように漫画で説明されていてよかったなーと。オタクの兄を妹が変身させていくアニメっぽい展開もよかった。

「オタクっぽい」を決定づけるポイントは、一つのファッションアイテムや着こなしではなく、髪型、清潔感などを含む全体的な雰囲気だと個人的に感じています。

この『脱オタクファッションバイブル』はそこも指摘していて、ファッション以外の身だしなみ、清潔感についてもページをさいています。

アニメを見ながら夕食をとるのが毎日の楽しみで、月に1回以上は漫画喫茶に立ち寄るぐらいのオタク?の僕ですが、『脱オタクファッションバイブル』は楽しく読めました。

周りから変なふうに見られたくない、オタクっぽく見られてるかもと悩みをお持ちの方には、ファッションを意識するためにも良い本だと思うのでちょっと紹介します。

 

オシャレじゃなくていい「普通」でいい

脱オタクファッションバイブル5

帯には、「社会(リアル)に適応する(ウケる)装備(ファッション)がわかる!」と書いてあります。

『脱オシャレファッションバイブル』はオシャレになるためのファッション指南ではありません。オタクファッションから「普通のファッション」になるための指南本です。

本には、オタクっぽく見える服装は、普通の服装と比べた時の「違和感」と「清潔感のなさによるところが大きいと書いてあります。

慣れないオシャレで「違和感」が増すようなことがあっては逆効果です。「違和感」と「清潔感のなさ」この2点を取り除くことが鍵というわけです。

「自分は服装に気を使ってるから普通に見えてるはず」と思っている方、注意が必要ですよ。その「普通」は一般的な「普通」と少しズレているかもしれませんから。

 

オタクファッションの何がダメなのか?

本の中では、オタクファッションの歴史から紹介されています。映画でもあった電車男のようなオタクファッション(チェックシャツをズボンに入れて、頭にはバンダナ、ボロボロのスニーカーに、黒のリュックみたいな)はさすがにもう見かけませんが、オタクファッションにも移り変わりがあります。

その歴史の中でも今「オタクっぽい」と見られがちなファッションが紹介されています。

例えば・・・

・とりあえずチェック信者くん(チェックシャツが無難になっている人)

・脱オタしてるつもりくん(オシャレがずれていて変に見えている人)

・サイズダボダボくん

 

そしてオタク度が増すアイテム、要素として

・トップスをパンツに入れる

・首元がユルユルのTシャツ

・清潔感のない髪型・眉毛

などが書かれています。

他にもたんくさんの要素が書かれています。まずはオタクっぽく見える要素知っていくことが必要なので、詳しく紹介されているのはとても参考になります。

 

 

目指すは「シンプルさわやか系」

オタクファッションを脱するには、人に違和感を感じさせにくいシンプルさと清潔感を兼ね備えた、名づけて「シンプルさわやか系」をめざすのが一番の近道といえます。

引用:『脱オタクファッションバイブル』p30

今までオシャレに興味がなかった人が、いきなり頑張ってオシャレな人を目指しても、ポイントがずれて違和感が強くなります。背伸びせずに、シンプルな服装、普通の服装を目指そうというわけです。本には「シンプルさわやか系」になるためのポイントが載っています。

・シンプルなデザインを心がける

・サイズに合った服を着る

・キレイな靴を履く

など、当たり前のことが書かれていますが、シンプルな服装をする上でこの当たり前が出来ていないと違和感を残してしまいます。オタクっぽい言動を控えるなどの項目もあって面白かったですね。

この本を読んでいて「コーディネートはバランスが命」と書かれていたのは、よかったなと。

サイズ感でいうバランスのことはもちろんですが、色のバランスも含めて書かれていたのは、よかったですね。シンプルな服であればなおさら、バランスさえしっかりしていれば普通に見えます。それにプラスで、清潔感も加えることが出来ればバッチリです!

そして、ここで書かれていた「シンプルさわやか系」は女子ウケにもいい?と書かれているのでみなさん注目ですよ!

 

 

ファッション初心者にも分かりやすく親切に書かれている

脱オタクファッションバイブル4この本の何が良かったと言われれば「親切さ」ですね。

ファッションのとっかかりにくさは、言葉や用語が外国語っぽいところが一つの要因だと感じます。

パンツ、スラックス、デニム・・・なにそれズボンでしょ?ブルゾン?ジャンパーじゃなくて?て感じで。

この本はとても親切で「もうこの言葉は知ってるでしょ?」というスタンスで説明は行われません。基本的な用語でもしっかり説明が行われています。

例えば、トップス、インナー、アウター、パンツなどの言葉、またTシャツのネックの種類などなど。これは親切だなーと。

 

美容室の予約方法、実際の流れまで書いてある

一番ビックリしたのがこれです。

本の流れは、基本的なポイントが述べれられて、それからトップス、パンツ、小物という流れでアイテムを選ぶ際のポイントが説明されているのですが、その中に「髪型」という項目があります。

髪型・眉毛は服よりも緊急度が高い!」と書かれていて、床屋ではなく、美容室に行こうという項目なのですが、ここが親切過ぎてすごいです。

初めての美容室って緊張するじゃないですか?あの空間とか怖いじゃないですか?

この本では、お店選びから、予約の方法、入店の際に起こること、実際の流れまでこと細かく書いてあります。これは安心出来るなーと。

 

 

『脱オタクファッションバイブル』を読んでみて

脱オタクファッションバイブル3

ん?これはどうだろう?と思う部分は正直ありました。

ファッションにはあまりお金をかけない人が読むだろう本で、小物の項目に20万ぐらいする時計が紹介されていたり、流行の部分で述べられていることだったり、パンツの部分で難しそうなクラッシュジーンズが紹介されていたり、ちょっとそれ難しくない?という思うコーディネートも紹介されていたり。。。

オシャレになるための本なら、他の本を読んだ方が確実に良いです。

でも「普通」を目指す本として、服にあまり興味関心のない人向けに、ページ数もそんなに多くなく分かりやすく書かれているのはすごく良かったです。

いつも学生服だけど修学旅行は私服で行くから失敗したくない!とか、デートで失敗したくない!とか、いつもスーツで仕事してるけど、私服で参加する行事がある!とか。そんな方にはピッタリな本かと。今は花見の時期ですし、そんなイベントも発生しちゃうかと。

最後に一つ言いたいのは、自分で良いなと思っているファッションを自信を持って着ているのであれば、少しオタクっぽく見えていても、変える必要はないと思います。

TPOは考えなきゃですが、好きな服を好きなように着ればいいと思います。でも、変なふうに見られたくない、失敗したくないという方は、この本を手にとってみてはいかがでしょうか?

もっと踏み込んで、カッコ良く見せたい、オシャレに見せたいという方はMB氏の『最速でおしゃれに見せる方法』がおすすめです!

これらを読んでも実際に服を選ぶとなると分からんという方は、オシャレな友人に服を選んでもらいましょう。周りに頼める人がいないという方はファッションアテンダントのような買い物同行サービスだってありますし、「誰とも違う僕の日々」を運営されていてオシャレブロガーのいわたさん(@iwata09_com)がされている買い物同行サービスもあります。

オシャレな人に服を選んでもらうのも一つの手ですよ!!

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