どうも。スターバックスのサービスに惚れてしまいましたHiromu(@mwwx)です。
全ての店舗を直営店で運営しているスターバックス。そのサービスはどの店舗でも素晴らしく、雰囲気も抜群です。
そのイカした雰囲気と、居心地の良さに学生時代はTSUTAYAと併設されたスターバックスによく足を運んでいたものです。
他のコーヒーチェーン店よりも価格が少し高めのスターバックスですが、それでもいい!っと思えてしまうような秘密があります。
学生時代にこんな本を読みました。
この本を読んでいたら、事例としてスターバックスが取り上げられていまして、それが面白かったんでちょっと紹介します。
コンセプトは「第三の場所」
本では、スターバックスは美味しいコーヒーを提供するお店ではなく、「第三の場所」を提供するお店だと紹介されています。職場や家庭でもないゆったりできる「第三の場所」を提供するのであって、コーヒーはその手段にすぎないというのです。
ゆったりした雰囲気の中リラックスできる経験を売っているというからビックリです。
この「第三の場所」を実現するための戦略が大きく分けて5つあります。
・店舗の雰囲気
・出店と立地
・オペレーション形態
・スタッフ
・メニュー
・店舗の雰囲気
リラックスできる空間の中では、店舗の雰囲気が大切な要素になってきます。間接照明、ふかふかのソファ、ゆったりできるBGMなど、雰囲気作りには大切な要素です。
スターバックスでは、店内でも紙コップやプラスチックのコップを使うことが多いのですが、これも陶器のカップを使うとカチャカチャ音が鳴ってしまい、雰囲気が壊れてしまうからだそうです。細かいところまですごいです。
・出店と立地
日本に参入当初は、銀座から始まって、丸の内、六本木、渋谷、青山などの一等地に限定されていたそうです。仕事で頭を使い、疲れたビジネスパーソンがリラックスできる場所を求めて「第三の場所」を訪れるというストーリーが必要であったそうです。そのイメージが浸透してから、リラックスした雰囲気のある街にも出店していったそうです。
確かに、このプレミアム感は大切ですね。
・オペレーション形態
スターバックスは、フランチャイズ方式ではなく、全てが直営店です。フランチャイズ方式になると、「第三の場所」を実便するための細かいサービスのコントロールが効かなくなります。
フランチャイズになってしまうとそこのオーナーの考えで店の雰囲気も変わってしまいそうですからね。
・スタッフ
スターバックスのスタッフは「バリスタ」と呼ばれているそうです。このバリスタたちは、美味しいコーヒーを淹れることができるのはもちろん、気の利いた対応を提供してくれます。対応が人によって違ったりと、店舗に訪れるたびに面白いもんです。
・メニュー
「第三の場所」の提供が目的で、コーヒーが手段だとしても、コーヒーが美味しくなくていいなんてことはありません。コーヒー豆は新鮮さを保つために、包装を開封してから7日以内に消費されなくてはならないというルールがあるそうです。コーヒーの香ばしい匂いも雰囲気には大切ですからね。
またフードに力を入れていないことがポイントです。スターバックスにはホットドックなど軽く食事ができるメニューがほぼありません(サンドイッチはありますが)。これは「効率的な食事の場」として使われてしまうリスクがあるからだそうです。良く考えられていますよね。
⊿嫌われ者のスターバックス
これまで紹介した戦略は誰にとってもいいものに見えますが、実はスタバっていろんな人に嫌われてるんです。
「第三の場所」を実現するためには、誰かに嫌われることも必要事項となってきます。
よくよく考えてみると、スターバックスは禁煙です。つまり、喫煙者は排除しています。喫煙者に聞いてみるとコーヒーを飲むならスタバではなく、ドトールに行くと聞いたことがあります。理由を聞いてみるとタバコを吸えないからとのことでした。
また忙しい人からスターバックスは嫌われています。ホットドックのようなお腹が満たされるようなメニューはありません。また、コーヒーはじっくり時間をかけて作られます。つまりお客さんは待たされる形になるので、さっと食事をして店を出ようなんて人は、スターバックスを利用しない訳です。
無意識の内にスターバックスはお客さんを限定するような嫌われ者になってくれています。タバコを吸わない僕としてはとてもありがたい話ですね。
じゃあテイクアウトってどうなのさ?
テイクアウトなら別に、「第三の場所」じゃなくてもいんじゃないか?と思った訳です。店舗に居座る訳じゃないのでゆったりした空間はそこまで必要ありません。そう感じるのは僕だけでしょうか?
先日、仕事で茨城県の水戸へ行く機会がありまして、車で高速を走っていました。
帰り途中にちょっと休憩をと思いまして友部サービスエリア(上り線)に寄ったのですが、たまたまスターバックスがあったのでコーヒーでも飲みながら帰るかーってなった訳です。
20時前ぐらいです。疲れたし、甘いのがいいなーってことで「キャラメルマキアート」を頼んだのですが、さっとキレイなお姉さんスタッフに出されたコーヒーカップにこれが・・・
スーツを着ていなかったらこんなサービスはしてもらえなかってでしょうが、これは嬉しいです。脱帽です。
仕事の疲れも吹っ飛ぶ訳です。「第三の場所」なんて関係ありませんでした。感動です。
こんなサービスを受けた人はたくさんいるようです。これだからスタバはやめられません。
【感動画像】スタバ店員さんの粋なサービス画像まとめ! – Togetter
おわりに
久しぶりにブログの更新です。新しいMac Book Airが出たら買ってやろうかと企んでます。
どや顔でスタバでMac Bookを開くのはちょっと抵抗がありますがwwww
外でもブログを書いてやりたいもんです。
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